解読が進められる古文書が多数保管されている倉庫

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調査解読へNPO 城端別院善徳寺の史料1万点 国重文指定目指す

北日本新聞(2019年10月20日)

 南砺市の城端別院善徳寺に残されている1万点余りの古文書や史料の調査解読に取り組むNPO法人善徳文化護持研究振興会の設立総会が19日、同寺で開かれた。史料の歴史的価値を明らかにし、南砺を代表する古刹(こさつ)の再評価につなげ、念願の国重要文化財指定の弾みにしたい考えだ。 

 善徳寺は、戦国時代以来の古文書や美術品を多数伝承している。地元有志が調査を担うNPO設立に向け2017年に護持の会を設立した。

 来年度から解読を始め、約5年掛かる見通し。史料の劣化が懸念されるため、古文書をデータ化し、専門家らに解読を依頼する。工芸品なども順次調べる。

 総会には約70人が出席。護持の会会長から、振興会理事長に就いた黒川紘紀さんが「学術的価値の高さは至宝と呼んでも過言ではない」とあいさつ。元文部科学相の馳浩衆院議員、橘慶一郎衆院議員、堂故茂参院議員、田中幹夫市長らが祝辞を述べた。

 募金や会員の加入も募っている。問い合わせは同会、電話0763(62)0026。

 ◇役員▽副理事長=岩田忠正、大西正隆、川合声一▽理事=亀渕卓、木村宣彰、山下博、安達正彦、木村準、谷崎浩平、中嶋幸子、安達功、石村宗明、松本久介、永井正夫、渡辺秀一、大村忍、水口實、黒田泰人、中井将司、山下克勝、中西伸一

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