音楽ステージを楽しむ来館者ら

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銭湯で湯上がりロック 「くさじま」60周年感謝祭

北日本新聞(2019年10月21日)

 4月に開業60周年を迎えた「ファミリー銭湯くさじま」(富山市草島)は20日、感謝祭を開いた。県内で活動するミュージシャンらの音楽ステージをはじめ、県産野菜やお菓子、Tシャツなどの販売が催され、来館者は普段とは違う雰囲気の銭湯で楽しい時間を過ごした。 

 「お風呂に入り、音楽を聴き、おいしい食べ物を味わってほしい」と、榎毅義店主(74)と息子の隆一さん(49)が企画。隆一さんが知人に声を掛け、音楽ステージと物販コーナーを手作りで設営した。運営スタッフは胸に「60」と書かれたTシャツでそろえ、来館者を迎えた。

 メインの音楽ステージでは、隆一さんや音楽仲間がロックを披露し、地元の粟田勝春さんはハーモニカを奏でた。デューク金山&総曲輪キャッツは「渚のセニョリーナ」など昭和歌謡を歌った。来館者は手拍子をしながらなじみの曲に聞き入った。

 1959年に「草島鉱泉」としてオープンし、2001年に現在の名称となった。毅義さんは「家族みんなで楽しめるお風呂をモットーに、これからも愛される銭湯を目指していきたい」と話した。

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