金沢中心部の通りを駆け抜けるランナー=金沢市野町1丁目

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最多1万4256人が快走 第5回金沢マラソン

北國新聞(2019年10月28日)

 市民マラソン大会「第5回金沢マラソン」は27日、金沢市内で開催され、全国各地や海外から過去最多となる1万4256人が出場し、秋の城下町を駆け抜けた。雨が降る中、ランナーは歴史と文化の息遣いを感じながら走り、沿道では22万人(主催者発表)がエールを送った。5年目を迎えたスポーツの祭典は今年も県都を熱気で包んだ。
 フルマラソン(42・195キロ)のみで行われ、男子は丸山文裕選手(旭化成)が2時間11分36秒、女子は吉田香織選手(TEAM R×L)が2時間34分52秒と、いずれも大会新記録を出して優勝した。
 石川県勢のトップは、男子の開上知弘選手(金沢市役所アスリートクラブ、同市)が2時間18分30秒で3位、女子の舛田果那選手(Stylish、同市)が2時間44分52秒で4位に入った。出走者のうち制限時間の7時間以内に完走したのは全体の96・4%に当たる1万3744人だった。

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