最も標高差のある「白山社コース」のスタートを切るランナーたち

最も標高差のある「白山社コース」のスタートを切るランナーたち

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飯田・風越山、声援受け力走 マラソン大会に399人

信濃毎日新聞(2019年10月28日)

 飯田市のシンボルとして親しまれる風越山(1535メートル)が舞台の第65回風越(かざこし)登山マラソン大会(飯田市、信濃毎日新聞社など主催)は27日、市営今宮野球場を発着点に開いた。東洋大時代、登りが続く箱根駅伝5区で区間3位に入った実業団選手五郎谷(ごろうたに)俊さん(26)=埼玉県朝霞市=がゲスト出場。参加者に走法を助言し、県内外の399人が山に臨んだ。

 登山マラソンの部は、白山社コース(12・4キロ)、虚空蔵(こくぞう)山コース(8・7キロ)、石灯籠コース(4・9キロ)の順にスタート。下りは、足が疲れペースを落とす走者もいたが、沿道の運営スタッフから「残り2キロ。頑張れ」と声を掛けられると、ゴールを目指してスピードを上げていた。

 毎年参加するという愛知県豊橋市の会社員堀口秀一さん(33)は11位に終わり「10位まであと一歩なのに残念」。「特訓して来年はもっと速くなりたい」と話していた。

 他2部門は山麓の舗装道を走る「みんなで走ろうの部」と団体で山を歩く「ウォーキングの部」。発着点では信濃毎日新聞社の多目的広報車「なーのちゃん号」が参加者向けの記念新聞を発行した。

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