「おおいきのこ祭り」と「大漁市」が10月27日、福井県おおい町成海の道の駅「うみんぴあ大飯」で開かれた。朝取れのキノコと水揚げされたばかりの鮮魚がずらりと並び、秋の味覚を求める買い物客でにぎわった。
きのこ祭りでは、シイタケ、マイタケ、ナメコ、シメジが入ったきのこご飯、きのこ汁が、それぞれ200食振る舞われた。買い物客が長い行列をつくり、わずか10分ほどで品切れとなった。
同町名田庄地区産のマツタケをはじめ、シイタケ、キクラゲ、ウスヒラタケ、エリンギ、マッシュルームなど10種類以上のキノコの販売も人気を集めた。
同町の大島漁協が開いた大漁市では、定置網で朝取れた魚介類を、道の駅の岸壁で水揚げ。きらきらと輝く旬のアオリイカやカワハギの一種、ウチワハゲのほか、シマダイ、ツバス、アジが箱に詰められた。
「さあ500円からいこうか」と競り人が箱を一つずつ掲げると、買い物客が100円単位で値上げし競り落としていった。