「ふるさとにて」のオリジナル曲を練習する小中学生

「ふるさとにて」のオリジナル曲を練習する小中学生

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田中冬二の詩、合唱曲に 生地の中学生が作曲

北日本新聞(2019年10月30日)

 黒部市生地地区の中学生らが、地元ゆかりの詩人、田中冬二の詩「ふるさとにて」にメロディーを付けたオリジナル曲を作った。11月10日の市コミュニティセンター開館35周年記念の生地公民館フェスティバル演芸会で、地元の小中学生が初披露する。合同練習が29日、高志野中学校で行われた。

 文化芸術体験を通して感性や心の豊かさを育んでもらうとともに、古里について学びながら楽しく歌ってもらおうと、公民館が放課後子ども教室事業の一環で企画。生地の風土を表した「ほしがれひをやくにほひがする」で始まる田中冬二の詩に、高志野中3年の谷川あやみさん、岸渚紗(なぎさ)さん、川原千紗都(ちさと)さんが曲を付けた。「暗い印象の詩だけど、小学生が親しみやすいよう、明るい曲にしようと思った。詩を知らない人にも知ってほしい」と話す。

 演芸会では、生地小出身の高志野中の生徒20人と生地小の児童8人が合唱を披露する。この日の合同練習では、詩の情景を思い浮かべながら歌った。

 公民館の根塚新太郎館長は「生地が誇る詩人の古里を思う心を詠んだ詩を味わい、これからも生地を大切にしてほしい」と願った。

 演芸会は10日午後0時半から、市コミュニティセンターで開く。夫が生地出身の民謡歌手、寺崎美幸さんと地元の民謡サークルの共演や、園児による踊りなどもある。

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