家族連れらの人気を集める潮風ギャラリー=氷見市中央町

家族連れらの人気を集める潮風ギャラリー=氷見市中央町

 人気アニメのゆかりの地を観光資源として生かし、訪日観光客の誘致促進を目指す「アニメツーリズム協会」は29日、国内外のアニメファンの投票を参考に選んだ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2020年版)」を発表した。作品の舞台やモデルとなった土地や関連施設など88作品の99カ所を選定。県内からは藤子不二雄(A)さんの地元にある「氷見市潮風ギャラリー」、映画「おおかみこどもの雨と雪」のモデルになった上市町、アニメ「true tears」の舞台の南砺市が3年連続で選ばれた。

 今年は新たに10作品を選出。「フライングベイビーズ」で福島県いわき市、「八十亀ちゃんかんさつにっき」で名古屋市、「からかい上手の高木さん2」で香川県土庄町が聖地とされた。長崎市は「色づく世界の明日から」で選ばれた。

 選定は今年が3回目で投票総数は約8万票。うち63%は中国や香港など海外からで、7月に放火殺人事件の被害に遭った京都アニメーションを、励ます言葉が記された投票用紙もあったという。

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