駒ケ根市の国際協力機構(JICA)駒ケ根青年海外協力隊訓練所の訓練生が、写真共有アプリ「インスタグラム」で駒ケ根の魅力を発信し始めた。地域で活動する実践訓練の一環で、駒ケ根観光協会と連携する班のうちの10人。共有のアカウントをつくり、休日に訪れた市内の名所や食事の写真を投稿している。今後、外国語でも投稿して国内外にPRする。
訓練生の目線で駒ケ根の良いところを発信しようと、若者に利用者の多いインスタグラムを活用した。光前寺の写真は「光苔(ひかりごけ)がとても神秘的」と投稿。「#御朱印」など幾つも検索用のハッシュタグを付け、多くの人の目に触れるよう工夫した。
30日は中央アルプス千畳敷を訪れ、投稿用の動画も撮影。今後は訓練の様子も投稿し、後の訓練生にも引き継いでいくという。中米エルサルバドルに派遣予定の藤田紗矢香さん(27)=愛知県豊田市出身=は「豊かな自然や国際色豊かな祭り、人の優しさが駒ケ根の魅力。多くの人に伝えたい」と話していた。