犬猫の殺処分ゼロを願うチョークアート展「第4回101匹の手描きのわんにゃんプロジェクト」(福井新聞社後援)が10月30日、福井県鯖江市まなべの館で始まった。愛らしい表情の約90点が並ぶ。11月10日まで。
同プロジェクトは動物の殺処分、飼育放棄ゼロを願う愛犬愛猫家からペットの写真を送ってもらい、鯖江市の吉崎幸子さん(45)がチョークアートを制作。個展終了後に作品を飼い主に買ってもらい、売り上げの一部を動物愛護に役立てる。
今回は全国から約110匹の写真が集まった。チョークアートは吉崎さんがオイルパステルを使って指だけで描いており、温かみのある作品に仕上がっている。季節を先取りしサンタクロースの衣装を身に着ける犬猫の作品もある。
吉崎さんは第3回までに約5万円分の餌やおもちゃを福井市の県動物管理指導センターなどに贈ってきた。同プロジェクトは今回で終了する。