初公開された毘沙門天の木像(左)と十一面千手観世音菩薩=小松市の那谷寺金堂華王殿

初公開された毘沙門天の木像(左)と十一面千手観世音菩薩=小松市の那谷寺金堂華王殿

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毘沙門天、初の公開 小松の那谷寺、鎌倉初期の木造

北國新聞(2019年11月2日)

 小松市の那谷寺金堂華(こんどうけ)王(おう)殿(でん)で1日、鎌倉初期に作られたと伝わる毘沙門天(びしゃもんてん)の木製立像が初めて公開された。紅葉シーズンに合わせたお披露目で、参詣者は勝負事に御利益があるとされる秘仏に手を合わせた。
 毘沙門天の木像は台座を含め幅35センチ、奥行き25センチ、高さ80センチ。那谷寺によると詳しい制作年代や制作者は不明という。十一面千手観世音菩薩の前に安置された。
 同寺にはヤマモミジやドウダンツツジなど約1千本が植えられており、紅葉は11月中、下旬が見頃となる見込み。展示は30日まで。

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