完成したネクタイを紹介する沼田会長(中央)ら

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夜高ネクタイ一新 津沢行燈保存会、ぶつかり合いデザイン

北日本新聞(2019年11月4日)

 小矢部市の津沢夜高行燈(あんどん)保存会は、市指定無形民俗文化財「津沢夜高あんどん祭」のネクタイを新たに作った。市が作ったネクタイが約5年前に完売したため、デザインを刷新して用意した。5日から市商工会津沢支所で取り扱う。

 津沢夜高あんどん祭は毎年6月第1金、土曜に行われ、各自治会が製作した大中小のあんどんが津沢地区中心部で練り回される。大あんどん同士が激しくぶつかる「ぶつかり合い」で熱気は最高潮に達する。

 10年余り前に市が同祭のネクタイを作り、各所で販売していたが完売。ネクタイがほしいとの声もあり、祭りを主催する津沢夜高行燈保存会がデザインを一新して作ることにした。

 新作ネクタイは、ぶつかり合いなどをデザインし、「TSUZAWA」「YOTAKA ANDON」と記した。赤、青、グレーの3色あり、価格は3千円。3日夜に津沢コミュニティプラザで開かれた同保存会の総会に併せて披露した。

 沼田信良会長は「シンプルなデザインでどんな場所でも使える」とPRしている。

 問い合わせは市商工会津沢支所、電話0766(61)2356。

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