思い思いのコスプレ姿でポーズを取る参加者たち

思い思いのコスプレ姿でポーズを取る参加者たち

長野県 伊那路 祭り・催し

サブカルの祭典 飯田に熱気 コスプレーヤー練り歩き

信濃毎日新聞(2019年11月4日)

 アニメやフィギュア(人形)などサブカルチャーがテーマの祭典「第13回飯田丘のまちフェスティバル(丘フェス)」(実行委主催、信濃毎日新聞社など後援)が3日、飯田市の中心市街地で開かれた。街歩きを促そうと、今年は市内4カ所を回るスタンプラリーも企画。キャラクターのコスプレをした県内外の愛好家らでにぎわった。
 「人形劇のまち飯田」にちなみ、フィギュアのフリーマーケットから始まった催し。歩行者天国の露店はキャラクターグッズを買い求める人であふれ、女性客が「かわいい」「安い」と品定めをしながら目当ての人形やぬいぐるみを手にしていた。
 コスプレーヤーの撮影会で飯田女子短大(飯田市)1年村松彩夏さん(19)は、黄色いはかまに模造刀を差した姿でアニメの登場人物に扮装(ふんそう)。「趣味の合う人とすぐ出会えるのが丘フェスの魅力」と話し、アニメのファンと一緒に写真に納まっていた。
 市公民館で開いた後夜祭では、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターデザイナー、貞本義行さんのトークショーを開催。制作秘話を聞こうとファンが詰め掛け、祭典は最後まで盛り上がりを見せた。

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