石碑を前に、子どもたちと一緒に記念撮影する中西さん(中央)ら

石碑を前に、子どもたちと一緒に記念撮影する中西さん(中央)ら

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中西進さん揮毫の石碑除幕 氷見の2会場

北日本新聞(2019年11月6日)

 新元号「令和」を考案したとされる国文学者で高志の国文学館(富山市)館長の中西進さんが揮毫(きごう)した三つの石碑の除幕式が5日、氷見市内の2会場であり、中西さんをはじめ関係者らが完成を祝った。

 石碑は氷見市日名田にある夫婦滝そばに一つ、同市早借の舟山公園内に二つ建立された。地域住民らでつくる日名田夫婦滝保存会や舟山世話人会が、有志らの寄付などを資金に充てた。

 それぞれの石碑には、大伴家持の歌のほか、夫婦滝や、石碑のそばにある「令和の鐘」などに対する中西さんの思いやイメージを表現した歌が記されている。

 この日は夫婦滝のそばで中西さん、鎌仲徹也氷見市教育長、広田重男速川地区自治振興委員長、保存会の山下泰文会長が除幕。舟山公園で速川保育園の年長・年中児14人が中西さんらと共に除幕した。

 舟山公園の石碑には、中西さんが家持の歌「玉桙(たまほこ)の 道に出で立ち 行くわれは 君が事跡(ことと)を 負ひてし行かむ」を記した。除幕式で「碑ができたことをうれしく思う。この歌は家持が越中で最後に詠んだ歌で、未来を背負った一首だ」と紹介した。氷見市速川小学校では講演もあった。

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