昨年の新そばまつりでそば打ち体験をする子どもたち

昨年の新そばまつりでそば打ち体験をする子どもたち

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村特産タチアカネ堪能を 青木で「新そばまつり」

信濃毎日新聞(2019年11月6日)

 青木村のふるさと公園あおきで16、17日、村特産ソバ「タチアカネ」の新そばをPRする「タチアカネ新そばまつり」が開かれる。タチアカネは台風19号の影響で一部の畑が被災し、約290万円の農業被害が出る見込み。村は「ソバの品質に影響はない」とし、新そばを味わえる催しへの来場を呼び掛けている。

 村内では9月末にタチアカネの収穫が始まっていたが、台風が通過した時点では3分の2ほどが未収穫だった。収穫直前のソバは倒れやすく、倒れたソバは機械での収穫が難しい。コメの転作作物として多くは田で栽培されており、たまった雨水の水はけの悪さも影響したという。

 今年は栽培面積を昨年から1・2倍に拡大。過去最大の計73ヘクタールとしたが、収量は昨年並みとなった。村の地域農業マネジャー清水真巳さん(65)は「面積当たりの収量は減ったが、風味が良く高品質のそばを楽しめる」とアピール。新そばまつりでは、石臼引きのタチアカネの新そばを各日500食(1食500円)ずつ提供するほか、そば打ち体験がある。

 まつりは村産業祭の企画の一つで、村などでつくる実行委員会主催。産業祭ではアイルランド遠征に行った義民太鼓保存会の報告会も開く。まつりは午前10時〜午後3時。

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