燕市に寄贈された、ドラマ「下町ロケット」の撮影で使用されたトラクター=燕市

燕市に寄贈された、ドラマ「下町ロケット」の撮影で使用されたトラクター=燕市

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「下町ロケット」撮影のトラクター寄贈 燕市、展示へ

新潟日報(2019年11月7日)

 2018年、新潟県燕市でロケが行われ、放映されたテレビドラマ「下町ロケット」の撮影に使用されたトラクターが同市に寄贈され、贈呈式が市役所で行われた。製造したクボタ(大阪市)の幹部が鈴木力・燕市長にレプリカキーを手渡した。

 ドラマに登場した佃製作所経理部長の実家が燕市の農家という設定で、トラクターは経理部長役の立川談春さんや社長役の阿部寛さんが乗った。海外向けの最新型だが、使い古したように見える塗装が施された。

 贈呈式は11月3日の同市農業まつり(農業まつり推進協議会主催)に合わせて行われた。

 クボタの農機国内営業本部長の飯塚智浩執行役員が「ドラマ作りに燕市の皆さんと参画できて幸せだった」とあいさつ。鈴木市長は「ロケの記憶がよみがえる素晴らしい品をいただいた」と感謝した。

 農業まつりでは、早速トラクターが展示された。家族連れがトラクターに乗ってみたり、写真撮影を楽しんだりしていた。

 家族4人で訪れた市内の会社員の男性(33)は「このトラクターを見ると、ドラマを思い出す。てっきり旧式の物だと思っていた」と話していた。

 トラクターは同市分水地区の道の駅国上で展示する予定。

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