「集印帳」を首から下げ、地図を片手に松本城公園を歩く参加者たち

「集印帳」を首から下げ、地図を片手に松本城公園を歩く参加者たち

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てくてく、北アルプス眺め 松本城ウォークに県内外400人

信濃毎日新聞(2019年11月10日)

 松本市で9日、松本城公園を発着点に市街地を散策する「松本城ウオーク2019」(松本市、松本観光コンベンション協会、信濃毎日新聞社など主催)が2日間の日程で始まった。初日は北アルプスの眺望を楽しめる三つのコース(7〜16キロ)があり、県内外の約400人が思い思いのペースで歩いた。

 参加者は地図を片手に、コース上に5〜11カ所ある寺社などの「印所(いんどころ)」を巡り、「集印帳(しゅういんちょう)」に赤い「印判(いんばん)」を押して集めた。9月末に国宝指定された旧開智学校校舎は昨年に続いて印所になり、建物上部の八角塔屋をデザインした印判を押した後、施設内を見学する人もいた。

 朝方は冷え込みが厳しかったが、家族3人で参加した小諸市の会社員塚田浩章さん(52)は「城を眺めて歩くと気持ちいいですね」とうれしそうに話していた。

 10日は歴史探訪をテーマに筑摩神社などを巡る10〜17キロの3コース。いずれも午前9時に松本城公園を出発する。受け付けは午前8時から。当日参加は2千円(入浴付きの温泉コースは2600円)、高校生以下無料。

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