改装した収蔵庫で特別公開する木造千手観音坐像

改装した収蔵庫で特別公開する木造千手観音坐像

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千手観音像収蔵庫を改装 高岡総持寺、15日から特別公開

北日本新聞(2019年11月14日)

 高岡市関町の総持寺(永田龍祥住職)は、所蔵する国指定重要文化財の木造千手観音坐像を保管する収蔵庫を改装した。光が反射して観音像が見えづらかったガラス戸を撤去し、LED照明を導入したことでより観覧しやすくなった。15、16の両日に特別公開する。

 1353年に作られたという観音像は、総持寺の初代住職、禅恵(ぜんね)が高岡市福岡地域に寺を創建した際に金剛寺(大阪)から移した。高岡開町に合わせて寺は現在地に移り、観音像は1950年に国の重要文化財に指定された。

 以前は33年に1度の開帳だったが、2000年からは毎年11月15日に公開。今年は市内の4寺院が宝物などを特別公開する「寺院ミュージアムin高岡」に合わせて15、16日に行い、観音像保護を目的としていたガラス戸を外した。

 15日は午前11時から開帳法要を実施し、護摩祈願を行う。16日は同10時から見学できる。公開は両日とも午後4時まで。ボランティアガイドによる案内があるほか、金色の文字で「千手観音」と書いた特別御朱印を授与する。拝観料は500円。

 第48代の永田住職(55)は「たくさんの手でわれわれを救ってくれる仏様。この機会に拝観してほしい」と話す。

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