松本市大手4のイタリア料理店「ピッツェリアアレッタ」を経営する赤羽勇治さん(29)が、栃木県で開かれたピザ回しの腕を比べる「ジャパンピザエキスポ2019」に出場し、歴代優勝者3人で競う部門で2連覇を果たした。「自信があったので、きちんと結果を残せて良かった」と喜んでいる。
ピザエキスポは、世界大会で優勝経験がある赤荻一也さんが代表を務める「レッドジャパンピザ職人協会」の主催。赤羽さんは2017年、曲に合わせてピザ生地を操って、曲と動きが合っているかなどを争う「シングルアクロバット」部門で優勝。18年は歴代優勝者が競う部門で優勝した。
16日に開かれた大会では、ラテン音楽に合わせて、ピザ生地3枚をジャグリングのように回す技で魅了した。「表彰式で自分の名前が呼ばれたとき、ほっとした」と赤羽さん。「3連覇を目指して技術をさらに磨きたい」と早くも来年を見据えている。