スキーシーズンを前にした恒例の「雪恋まつり」が23日、南砺市才川七(福光)のイオックス・アローザスキー場で行われ、大木を引く伝統の「雪曳(ひ)き」でゲレンデの降雪を祈った。
雪曳きは、医王山で切り出した木を運び出す様子を再現したもので、雪恋まつりの名物として親しまれ、29回目。今回は長さ8メートル、重さ1トンの木を用意した。
西山木遣り保存会メンバーや福光南部あおぞら保育園児ら約60人が、木遣り唄に合わせて、綱を使い大木を引いた。「よいしょ」と力強く綱を持つ園児らを大勢の来場者が見守った。
今シーズンは12月20日にオープンし、初日のリフト・ゴンドラ利用は無料となる。