独自の表現を追求した日本画が並ぶ会場=県民会館

独自の表現を追求した日本画が並ぶ会場=県民会館

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6部門509人が意欲作 県芸術祭 美術連合展

北日本新聞(2019年11月24日)

 県内の作家の作品を一堂に集めた「第68回県芸術祭 美術連合展」が23日、県民会館で開幕した。県美術連合会(吉川信一会長)に所属する日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の計6部門509人の新作・近作を展示している。26日まで。

 県内で開かれる最大規模の展覧会で、年1度開催している。

 日本画と洋画は、人物や静物などを題材に独自の表現を追求した意欲作がそろう。彫刻は、人体の美しさを強調した人物像から心象風景を表した抽象作品まで多様な作風が楽しめる。熟練の技を駆使した工芸、漢字やかななど多彩な書、自然や都市の風景を思い思いの構図で切り取った写真も並ぶ。

 開会式では吉川会長があいさつ。須河弘美県生活環境文化部長や加藤淳県芸術文化協会長、駒沢北日本新聞社長らが加わりテープカットした。式後、県美術連合会を構成する6団体による作品解説もあった。

 入場無料。24日午前10時から出品作家のギャラリートークがある。県と県芸術文化協会、県美術連合会主催、北日本新聞社後援。

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