信州いいやま観光局(飯山市)は、森林セラピー体験と宿泊を組み合わせた割引パック「いいやま応援割宿泊プラン」の販売を始めた。台風19号で被災した飯山市を多くの人に訪れてもらい、復興につなげようとの願いを込めて企画。鉄道などの交通インフラの復旧が完了し、市内の観光施設が通常営業している現状を知ってもらう狙いもある。
市内の自然体験施設「なべくら高原森の家」を拠点に、ブナ林を散策して心身を癒やす森林セラピーが体験できる。通常は1人4千〜5千円ほどの森林セラピーを千円で体験できる他、市内の宿泊施設の宿泊料金を最大で5千円割り引く。同観光局は「飯山に実際に来て宿泊することで、被災地を応援してほしい」と利用を呼び掛けている。
森林セラピー体験は30日午後2時から約90分間行う予定で、前日か当日のいずれかの宿泊料金を割り引く。申し込みは27日まで受け付ける。問い合わせは同観光局営業企画課(電話0269・62・3133)へ。