石川ゆかりの人が集い、初めて開催された「いしかわ県人祭in大阪」=大阪市内のホテル

石川ゆかりの人が集い、初めて開催された「いしかわ県人祭in大阪」=大阪市内のホテル

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大阪で初のいしかわ県人祭 「ふるさと愛」で結束誓う

北國新聞(2019年11月30日)

 関西圏在住の石川県出身者や県ゆかりの人が一堂に会する初めての「いしかわ県人祭in大阪」は29日、大阪市のホテル日航大阪で開かれた。「ふるさと愛」を胸に集った約400人が、北陸新幹線の大阪までの早期全線開業を見据えて応援団の結束を強め、郷土の発展に尽くしていくことを誓い合った。
 実行委副委員長の坂本克己関西石川県人会連合会副会長は、顧問の飛田秀一北國新聞社会長の提唱で県人祭が実現したことを紹介し、「関西と北陸は文化も政治も切っても切れない関係だ。故郷でつながる皆さんと団結し、大阪延伸の機運を盛り上げたい」と開会の言葉を述べた。
 飛田会長は「もともと北陸は関西と近い。皆さんが運動することで新幹線の大阪延伸に火が付くことを期待したい」とあいさつした。
 乾杯の発声で顧問の谷本正憲知事はふるさと応援団の結束を固める機会が初めて設けられたことを喜び、「あと10年くらいで大阪延伸が実現するという思いで、県人会も全力投球してほしい」と呼び掛けた。
 七尾市出身で元朝日放送アナウンサーの鳥木千鶴さんが司会を務め、白山市を拠点に活動する女性和太鼓グループ「●(ほのお)太鼓」、金沢市出身の民謡歌手加賀山紋(あや)さんが華やかな舞台を繰り広げた。県内の市町長、協賛企業のトップらが顔をそろえ、懇親を深めた。
 関西石川県人会連合会を中心に、2008年から東京で行われている「いしかわ県人祭」の関西での開催を求める機運が高まり、同連合会と県、北國新聞社などが実行委を組織し、大阪市で開催した。
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