笑顔でトランポリン世界選手権の成績を報告する(左から)森選手、丸山監督、高木選手、岸選手=金沢学院大

笑顔でトランポリン世界選手権の成績を報告する(左から)森選手、丸山監督、高木選手、岸選手=金沢学院大

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東京の「金」、石川で誓う 世界トランポリン優勝の森ひかる選手

北國新聞(2019年12月4日)

 トランポリンの世界選手権で個人女子金メダルを獲得し、東京五輪代表を決めた金沢学院大クラブの森ひかる選手(金沢学院大2年)が3日、北國新聞社を訪れ、「五輪で金メダル獲得を目標に、一からしっかり演技をつくり上げたい」と意欲を語った。森選手はゆっくりと静養する間もなく、来週から味の素ナショナルトレーニングセンター(東京)で練習を再開する。
 五輪本番と同会場の有明体操競技場(東京)で行われた大会で、森選手は個人として日本勢史上初の金メダルを獲得した。団体女子優勝にも貢献し、金メダル2個を手にした。大会前は眠れない日が続いたものの、中国、ロシア勢の強力なライバルの姿は決勝になく、「チャンスがある。プレッシャーがかかる中でしっかり演技できないと五輪では通用しない」と気を引き締めたという。
 目標に掲げる五輪金メダルには「57点台が必要」と日本体操協会トランポリン強化本部長の丸山章子金沢学院大ク女子監督は分析する。世界選手権の森選手の得点は準決勝が56・290、決勝が55・860点だった。演技の底上げが必要となるが、森選手は「重圧の中で結果を残せたことは自信になった」と話す。演技構成を見直すかどうかは未定といい、「母国開催の五輪という最高の舞台で最高の演技をしたい」と意欲を高めた。
 森選手とともに、女子シンクロナイズドで初優勝した高木裕美(金沢学院大2年)、岸彩乃(同大職)の両選手も訪れ、学校法人金沢学院大学学園長の飛田秀一北國新聞社会長からねぎらいと激励を受けた。丸山監督が同行した。
 森、高木、岸の3選手と丸山監督は同日夕、金沢学院大で会見した。丸山監督は「これ以上ないパーフェクトな結果だった」と総括し、3選手は「満員の会場と地元からの声援が力になった」と口をそろえて感謝した。

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