黒瀬谷地区で栽培したマスカットを使ったワイン

黒瀬谷地区で栽培したマスカットを使ったワイン

富山県 富山・八尾 特産

希少ワイン、上品な香り 八尾・黒瀬谷産 限定で985本

北日本新聞(2019年12月4日)

 富山市八尾町黒瀬谷地区で9月に収穫したブドウを使った白ワイン「ボン・クレールN36(36の右上に〇)」が完成し、8日から販売する。生食用の「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を使った甘めの味わいと上品な香りが特長となっている。

 同地区では毎年、JAあおば八尾営農経済センター(同市八尾町井田)と連携しワインを生産・販売している。しかし、生産者の高齢化などで製造量が減少。今年は悪天候の影響もありブドウの収穫量が少なく、昨年より275本少ない985本を販売する。例年12月中に完売しており、八尾営農経済センターの清水充さんは「贈答用にもお薦めで、ぜひ手に取ってほしい」と話している。

 1本720ミリリットルで2600円。8日午前9時から、黒瀬谷交流センター「喜楽里館」で発表・販売会を行う。9日からは八尾営農経済センターや同JAの直売所、市内の一部酒販店で販売する。問い合わせは同センター、電話076(455)3277。

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