魚津風景街道パートナーシップ連絡協議会が日本風景街道登録を目指す海岸部の道路

魚津風景街道パートナーシップ連絡協議会が日本風景街道登録を目指す海岸部の道路

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魚津蜃気楼ロード風景街道へ 各種団体が協議会結成

北日本新聞(2019年12月5日)

 魚津蜃気楼(しんきろう)ロードとして親しまれる魚津市内の海岸道路や周辺地域の「日本風景街道」登録を目指し、魚津風景街道パートナーシップ連絡協議会の結成総会が4日、市役所で開かれた。約40人が出席し、登録後は構成する観光や環境、文化など各種団体が連携を深めて魅力的な地域づくりを進めることを誓った。

 日本風景街道は、地域活性化や観光振興を目指す国の道路施策。11月現在で全国142ルートが登録されている。県関係では「飛越交流ぶり・ノーベル出世街道」(富山市-飛騨市・高山市)と「『合掌・さくら』飛越街道」(南砺市-高山市・白川村)がある。

 専門家の派遣など国の人的支援が受けられるほか、情報発信力が高まり交流人口の拡大が期待できる。

 登録を計画しているのは、ミラージュランドと経田漁港付近を結ぶ約8キロ。沿線には、国の文化審議会が国登録記念物(名勝地関係)にするよう文科相に答申した「魚津浦の蜃気楼(御旅屋跡)」や、魚津水族館、魚津埋没林博物館、海の駅蜃気楼などがある。

 村椿晃魚津市長が「素晴らしい富山湾だが、海沿いを結んだ風景街道がない。魚津から取り組みを広げたい」とあいさつ。会長に就いた木下荘司市観光協会長は「蜃気楼の見える街・魚津を発信したい」と述べた。

 今後、風景街道名を決めた上で協議会の名称を改め、来年2月上旬に申請する。来年度に入ってから登録される見込み。

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