開眼法要を終えただるまや守護矢などの授与品

開眼法要を終えただるまや守護矢などの授与品

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新年へ善光寺で開眼法要 被災地の復興祈願も

信濃毎日新聞(2019年12月10日)

 新年まで3週間余りとなり、長野市の善光寺本堂で9日、二年参りや初詣の授与品の開眼(かいげん)法要が営まれた。僧侶たちが般若心経を唱え、だるまや守護矢などに「お魂(たましい)入れ」をした。併せて、台風19号の大雨による被災地の復興、被災者の健康も祈願した。

 本堂の内々陣には、赤や白の大小のだるまや熊手、お守りなど約50種類の縁起物が並び、寺事務局職員らが参列した。法要後、小林順彦(じゅんげん)寺務総長(54)は、台風による浸水被害に触れて「胸が詰まる思いをしている。縁起物を通じ、善光寺の仏様の御利益とぬくもりが参拝者に届いてほしい」と願った。

 授与品は、9日から来年2月11日まで境内の授与品所に並べる。善光寺には昨年12月31日〜今年1月3日に計55万2千人が参拝に訪れた。

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