富山市を走る路面電車を富山駅でつなげる「南北接続」で、来年3月21日に始まる直通運転100日前に合わせて12日、残り日数を示す「残日計」が富山駅南北自由通路と富山市役所正面玄関に設置された。
南北接続開業の機運を高める目的。接続は長く続いた鉄路による市街地分断を解消することが期待されている。
残日計は高さ150センチ、幅70センチで、富山駅では路面電車乗り場の近くに置かれ、利用者らが目に留めていた。駅前に用事があるときによく路面電車を利用するという富山大の女子学生(21)は「今までほとんど北口の方に行ったことがないけど、南北接続したら路面電車に乗って岩瀬の海まで行ってみたい」と話した。