仏壇職人の技術を生かした新商品が並ぶ試作販売会場=16日、東京・赤坂

仏壇職人の技術を生かした新商品が並ぶ試作販売会場=16日、東京・赤坂

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仏壇作りの技巧モダンに 新潟県内職人が試作販売 東京

新潟日報(2019年12月17日)

 新潟県内の仏壇職人の伝統技術を生かした新商品が、東京・赤坂の伝統工芸青山スクエアで試作販売されている。会場にはジュエリーケースやハンガーなどのモダンな雑貨が並び、訪れた外国人観光客らの注目を集めていた。

 県内で伝統工芸品の指定を受けている三条、長岡、新潟・白根の各産地の仏壇職人が連携し、新分野の商品開発に挑む「五百年(いおとせ)プロジェクト」の一環。いずれの産地でも職人の高齢化や後継者不足が深刻化しており、活性化を目指して県中小企業団体中央会が企画した。

 職人が手掛けた新商品はアクセサリーを置くトレー、ケヤキの一枚板で仕上げたハンガー、蒔絵(まきえ)を施したジュエリーケースなど。県内のデザイナーと協力し、木地、彫刻、金具、塗り、蒔絵の各分野で活躍する伝統工芸士の技を結集した。

 16日も次々と人が会場を訪れた。販売会場に立った長岡仏壇・木地部門の伝統工芸士、伊東貞夫さん(73)は「技術を守り続けるのは大変。今後も新しい見せ方を続けていきたい」と話した。

 試作販売は19日まで。

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