福井県鯖江市西山公園の名物ツツジが雪つりで覆われ、冬の風情を醸し出している。芝生広場ののり面にずらりと並ぶ幾何学模様の造形は壮観で、来園者の目を楽しませている。
雪つりは、造園業者でつくる同公園指定管理者の「パークサポートLLP」が実施。作業は11月中旬に始まり、今月上旬に芝生広場周辺のツツジ約2500本への取り付けが完了した。
ツツジの中央に柱となる竹を立て、その先端から4~8本の縄を枝に結ぶ「りんごつり」が施されている。パークサポートの担当者は「斜面でこれだけの雪つりがあるのは西山公園ならでは。ぜひ見に来て季節感を味わってほしい」と話している。
雪つりが外されるのは来年3月中旬の予定。