北アルプスの山並みを壁紙にあしらった客室

北アルプスの山並みを壁紙にあしらった客室

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白馬東急ホテル、客室も山岳風に 壁紙や家具を刷新

信濃毎日新聞(2019年12月17日)

 北安曇郡白馬村の白馬東急ホテルは16日、改装を終えた2、3階の客室とレストランの内覧会を開いた。客室は「白馬の山岳を感じられる空間」をテーマに壁紙などを一新。2階は家具も更新した。家族連れが楽しめるよう、室内でも自然や山岳観光の雰囲気が味わえる客室も設けた。

 2、3階の客室52室を全面改装し、2階は山並みの緑色を基調とした空間にした。「ピクニケ」と名付けた1室には北アルプスの白馬三山を壁紙にあしらい、ツリーハウスを模した子供用ベッドも設置した。夜間にはプラネタリウムも楽しめる。レストランにはシェフが宿泊客の前で料理する場を新たに設けた。

 開業60周年に合わせて計画した3カ年にわたる改装の2年目。大規模な改装は約10年ぶりで、昨年は4、5階を改装した。今後は中庭など館外を改修する。吉野良平総支配人は「老舗ホテルとして、白馬全体の観光を引っ張る力になりたい」としている。

 同ホテルによると冬季を中心に外国人客が増える一方、国内の宿泊者は減少傾向。改装で国内のファミリー層や3世代家族の旅行需要を取り込み、通年での集客を図る。

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