パティシエの森山さん(左)らが菓子とパンで作ったサンタの家。記念撮影用にサンタの帽子なども用意した

パティシエの森山さん(左)らが菓子とパンで作ったサンタの家。記念撮影用にサンタの帽子なども用意した

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Xマス、映えます!「サンタの家」 長野のホテル

信濃毎日新聞(2019年12月18日)

 クッキーやメレンゲなどの菓子とさまざまな形のパンを飾った「サンタの家」が25日まで、長野市鶴賀のホテルメルパルク長野ロビーで公開されている。訪れた人たちは驚きつつ、「すてきね」と携帯電話のカメラを向けている。

 サンタクロースが住むという設定の家は、高さ2メートル、縦横1・35メートル。ベニヤ板で作った家に、レンガに見立てた大小のクッキーや食パン、フランスパン、ピンクや白のメレンゲなど約500点を張り付けた。ホテル従業員らが3週間かけて作った。

 パンやクッキーは、県製粉協会が提供した県産小麦50キロを使って焼いた手作り。サンタさんが怠け者で飾り付けをしていない―と、近くの栗田保育園の年長園児に手伝ってもらい、パン生地で作ったツリーや雪だるまも飾った。

 2017年からクリスマスシーズンに作り、3年目。菓子作りを担当したパティシエの森山勉さん(56)は「(クッキーの)焼き加減で色に濃淡を付けたら、レンガらしくなった」と出来栄えに満足そう。「マカロンを使えば、もっといろんな色を添えられるかな」と、早くも来年に向けて構想を温めていた。

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