茅野市北山の英国式庭園「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」が、英国王立園芸協会(本部・ロンドン)の「パートナーガーデン」にアジアで初めて認定される。日本初の英国式庭園として1990年に開園して以来、英国式園芸の普及に貢献してきたことが評価された。
来年1月1日、同協会ホームページで正式に認定が発表される。蓼科高原バラクライングリッシュガーデンは、約1万平方メートルの敷地内にクリスマスローズやスノードロップなど約5千種類が植わる。通年で楽しめる庭園として「フラワーショー」など四季の催しを開いている。
オーナーのケイ山田さんが同協会主催の世界的な園芸品評会「チェルシーフラワーショー」で数々の入賞歴があることも認定の決め手になった。
同協会のパートナーガーデンは欧州各地に200カ所以上あり、園芸愛好家らの協会員はパートナーガーデンに無料で入園できる特典があるという。山田さんは「認定をきっかけに、多くの海外の人に蓼科高原を訪れてほしい」と話した。