昆布でできたおちょこを紹介する高桑さん

昆布でできたおちょこを紹介する高桑さん

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昆布のおちょこいかが 富山の「高桑乃し店」考案

北日本新聞(2019年12月24日)

 お正月に富山らしい「おとそ」はいかが-。富山市総曲輪3丁目の結納品店「高桑乃し店」は、昆布で作ったおちょこを発売した。

 おとそは正月に1年間の無病息災を願って家族の年長者から生薬を調合した酒を飲む風習。核家族化などの影響でおとそ文化が希薄になっていると感じた店主の高桑稔さん(58)が、縁起物であり、県民に親しまれている昆布を使ったおちょこで飲むおとそを提案した。

 おちょこは直径5センチ、高さ4センチ。北海道の水産加工業者が製造し、日高産昆布につなぎの小麦粉などを混ぜて高圧でプレスされている。酒を注ぐと昆布の成分が溶け出して磯の香りが楽しめる。軽く水洗いし、自然乾燥することで何度も使うことができる。

 高桑さんは「縁起物を扱う結納品店らしい切り口で提案してみた。日本の伝統文化を見つめ直し、富山のお正月の新定番になればうれしい」と話した。

 1個900円(税込み)。問い合わせは同店、電話076(421)5733。

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