ガチャガチャで当たる縁起物を手にする二宮宮司

ガチャガチャで当たる縁起物を手にする二宮宮司

富山県 富山・八尾 祭り・催し アウトドア・レジャー

元日に縁起物当たる 富山の奥田神社 ガチャガチャ設置

北日本新聞(2019年12月25日)

 富山市奥田本町の奥田神社(二宮啓宮司)は1月1日、同神社の縁起物が当たるカプセルの自動販売機「ガチャガチャ」を設置する。参拝者に楽しんでもらいたいと初めて企画し、二宮宮司は「神社のにぎわいにつながればうれしい」と話している。

 奥田神社ではおはらいを受けた参拝者に、病気に効くとされる境内の湧き水を使った純米吟醸「さら宮」やさら宮の酒かすを使った「無病の飴」を渡している。ことしは本尊の八咫烏(やたがらす)を模した金色と黒色のだるまを新しく作った。お守りなどと同様に頒布するだけでなく、参拝者がより楽しめるようガチャガチャを考えた。

 ガチャガチャ用のカプセルは300個用意し、全てに「無病の飴」を入れた。約3分の1のカプセルには「さら宮」か「八咫烏」と書かれた当たりの紙も入れた。それぞれ、さら宮を飲んで1年間健康に過ごしてほしい、八咫烏に良い年を導いてもらってほしいと願いを込めた。

 境内の授与所で1月1日午前0時から販売する。1回300円で、無くなり次第終了する。だるまは数量限定で頒布もする。

 二宮宮司は「皆さんには夢を抱いてお参りに来てもらっている。ガチャガチャで楽しく福を招き、より明るい気持ちで新年を迎えてほしい」と話している。

えきねっと びゅう国内ツアー

富山・八尾 ニュース