マッコウタコイカの標本(右)に見入る来場者

マッコウタコイカの標本(右)に見入る来場者

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タコ?イカ?どっちかな 魚津水族館「富山湾の深海展」

北日本新聞(2019年12月25日)

 企画展「富山湾の深海展」が24日、魚津市三ケの魚津水族館で始まり、深海の珍しい生物、マッコウタコイカとシャチブリの標本などが並ぶ。マッコウタコイカは、見た目も名前も、タコなのかイカなのか紛らわしい。2017年に見つかった個体で、同館の記録では富山湾での捕獲は初めて。1月13日まで。

 魚津水族館が本年度から県水産研究所(滑川市高塚)と行ってきた共同研究調査の一環。タコは8本足(腕)、イカは10本足(同)が一般的だが、マッコウタコイカは8本足(同)。足の数はタコだが、正体は深海に生息するイカの仲間だ。日本海からベーリング海にかけて生息し、マッコウクジラの胃の中から初めて見つかったことから名付けられた。標本は全長77・5センチ。シャチブリは18年に捕獲された個体で、富山湾では3例目。突出したぷよぷよとした頭部が特徴だ。

 富山湾の深海(水深200~千メートル)のシロエビやホタルイカなどを撮影した貴重な映像上映や、研究内容のパネル展示もある。

 29日~1月1、6日は休館する。

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