福井県福井市川合鷲塚町の水田に「冬の使者」と呼ばれるコハクチョウが飛来した。ゆったり泳いだり、羽を広げたりする愛らしい姿を見ることができる。
農事組合法人「わしづか」が管理する12ヘクタールの水田。25日正午ごろ、近くに住む男性が13羽を確認した。
同組合は4年ほど前から冬にも水田に水を張っている。これまで数羽は確認できていたが、これほど多く飛来したのは初めてという。思わぬ"クリスマスプレゼント"に同法人の小林富士夫副組合長(66)は「明日以降もこの田んぼに来てほしい」と願っている。