キョチクで作った楽器「テポナストリ」

キョチクで作った楽器「テポナストリ」

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巨大な竹を打ち鳴らせ 県中央植物園が楽器製作

北日本新聞(2019年12月27日)

 県中央植物園(富山市婦中町上轡田)は、世界最大の竹の一種「キョチク」を使い、中米の打楽器「テポナストリ」を作った。キョチクを栽培する熱帯雨林植物室に展示し、来園者に自由に鳴らしてもらう。

 キョチクは熱帯アジア原産の竹で、高さ約30メートル、直径約30センチまで成長する。県中央植物園の熱帯雨林植物室は天井までの高さが22メートルしかなく、天井にぶつからないよう定期的に先端を切り落としている。切った部分はこれまで、展示用の門松などに加工していた。

 今年は幹が太くなりすぎた一部のキョチクを根元から切り落とす必要があり、新たな活用法を検討していた。他県の植物園がテポナストリを作ったことを知り、参考にした。

 完成したテポナストリは約6メートル、直径約20センチで、池沿いの囲いにつり下げた。表面に直線や曲線などさまざまな幅、長さの切れ込みを入れたため、たたく場所によって音が変わる。

 製作した栽培展示課の志内利明主任は「さまざまな音色を楽しんでほしい」と話している。

 28日~来月4日は休園。

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