十二支の動物たちが描かれた絵馬などが並ぶ特別企画展=1月3日、福井県福井市の県立歴史博物館

十二支の動物たちが描かれた絵馬などが並ぶ特別企画展=1月3日、福井県福井市の県立歴史博物館

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絵馬や引札、干支の動物ずらり190点 県立歴博で企画展

福井新聞(2020年1月7日)

 福井県立歴史博物館の新春特別企画展「十二支の動物たち」(福井新聞社後援)が1月3日、福井市の同館で始まった。十二支の始まりの年に合わせ、干支にちなんだ動物が描かれた昔のチラシ「引札(ひきふだ)」や絵馬など約190点を展示している。2月25日まで。

 明治から昭和にかけて県内の商店や工場などが正月に配った引札を展示。絵馬は福井藩の町絵師、夢楽洞万司(むらくどうまんし)の「和藤内」図など、目を引くユニークな6点が紹介されている。十二支の動物のほか、猫やキツネなどの動物が随所に隠れている。

 笏谷石製の狛犬(こまいぬ)は、約30センチほどの大きさから手のひらサイズまで約30点が展示され、個性豊かな表情を楽しむことができる。

 2月16日は午後2時から学芸員による展示説明会がある。

 1月12日午後2時からは、小学生以上を対象にしたイベント「自分の干支のペーパークラフトを作ろう!」が開かれる。先着20人で前日までに申し込みが必要。申し込みは同館=電話0776(22)4675。

 8日、22日、2月12日は休館。

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