高岡商工会議所は10日、旅行会社の営業担当者らを招き、産業観光施設を巡るモニターツアーを開いた。北陸新幹線沿線の東京、埼玉、群馬、長野から4人が参加し、高岡のものづくり産業や歴史文化の魅力を体感した。11日まで。
新高岡駅に集合した一行は、鋳物メーカーの能作(高岡市オフィスパーク)を訪れ、鋳造工場や仕上げ工程を見学。能作の担当者は、旅行会社が希望する所要時間に合わせて見学コースを用意できると説明した。
参加者は鋳物づくりを体験。砂の鋳型を使ってペーパーウエートを完成させた。さいたま市から訪れた本澤繁さんは「伝統産業の工房を巡るツアーを企画してみたい」と話した。
国重要文化財の勝興寺や市万葉歴史館なども訪れた。11日は金屋町や山町筋を散策する。