別所線の車内でガイドをする大日方さん(中央左)と村上さん(同右)

別所線の車内でガイドをする大日方さん(中央左)と村上さん(同右)

長野県 上田・小諸 鉄道

別所線観光ガイド復活 上田女子短大有志

信濃毎日新聞(2020年1月12日)

 上田市の上田電鉄別所線を走る電車内で11日、地元の上田女子短期大の学生有志によるボランティアの観光ガイドが3カ月ぶりに再開した。地域活性化を目指して2016年から週末に続けていたが、昨年10月の台風19号で鉄橋の一部が落ちて以降、中断していた。この日は2人が城下―別所温泉間で4回、沿線や上田地域の魅力を紹介した。

 ガイドを務めた1年の村上聖奈さん(19)と2年の大日方彩香さん(20)は、はかま姿。写真を示したり、地図を配ったりしながら、沿線の塩田地域は降水量が少なくため池が多いこと、上田市は映画撮影のロケ地が多いことなどを解説した。

 村上さんは「落ちた橋を見ると今でも悲しい。復興のためにできることをしたい」、大日方さんは「約3カ月できなくて寂しかった。魅力を伝えてたくさんの人に乗ってもらいたい」。名古屋市から観光で訪れた土屋亮介さん(36)は「ガイドが名物としてもっと広がれば観光や復興につながると思う」と話した。

 ガイドをする学生有志は現在12人。11月の大学祭では別所線応援のため、募金活動もした。ガイドは不定期で行っており、次回は2月1日。

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