福井県大野市で生け花教室を開く二つの流派による水仙生け花展(福井新聞社後援)が1月12日、同市のヴィオで始まった。春めいた24点が華やかに会場を彩っている。13日まで。
文房流玄峰会、池坊亀岩会の教室生が1人1点ずつ出品。水仙を主役にした生け花や立華、自由花が並んでいる。
赤の花や実が華やかなシクラメンやナンテン、白が際立つコデマリなどと組み合わせ、りんとした雰囲気を漂わせたものや野趣あふれるものが目を引く。ピンクのスイートピーを効果的に使って、心安らぐような作品も彩りを添えている。