経に息がかからないよう和紙で口を覆い、集中して写経に臨む参加者

経に息がかからないよう和紙で口を覆い、集中して写経に臨む参加者

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復興への願い、文字に込めて 善光寺大勧進で恒例の大写経会

信濃毎日新聞(2020年1月14日)

 長野市の善光寺大勧進で13日、恒例の大写経会(だいしゃきょうえ)が開かれた。若者から高齢者まで県内外の307人が参加。新年の決意や台風19号被災地の復興への願いを込め、般若心経の276文字を書き写した。

 参加者は清めのために粉末状の香を手に塗り、経に息がかからないよう「覆面瓠(ふくめんこ)」と呼ばれる和紙で口を覆って準備。主催する洗心書道会責任者の一色白泉さん(82)=長野市=が「災害からの復興を祈願して書きましょう」と呼び掛け、参加者は1時間半ほどかけ、一文字ずつ集中してしたためた。

 近くの会社員、内田絢菜さん(30)は20歳の時に続き2回目の挑戦で「30歳は節目の年。新たな気持ちで日々を過ごしたい」。一緒に参加した母親の由香里さん(57)は「台風で友人も被災した。今年は災害のない1年になってほしい」と願っていた。

 大写経会は1968(昭和43)年から正月と盆の年2回開き、通算105回目。

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