ぜんざいを準備する「仲良し会」のメンバー=輪島市河井町

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輪島朝市で善意のぜんざい おばちゃんたち、観光客笑顔に

北國新聞(2020年1月16日)

 輪島市の朝市通りで15日、店主らが持ち寄った餅や小豆でこしらえた善意のぜんざいが初めて観光客や市民らに振る舞われた。「朝市のおばちゃん」らの厚い人情に触れ、身も心も温めた観光客らは小正月の朝市を存分に楽しみ、通りには笑顔が広がった。
 企画したのは、朝市通りで輪島塗の販売店を営む喜三誠志さん(58)や、「タコのおばちゃん」と名乗る肝っ玉の女性ら10人でつくる「仲良し会」。
 同会メンバーの遠嶋孝子さんら周辺の店関係者が地元の神社に供えた鏡餅や正月用についた餅、朝市で仕入れた地元産の小豆などを持ち寄り、ぜんざい約300食分を用意した。近くの「朝市さかば」も協力し、焼きたての紅白の餅を入れて観光客らに熱々を振る舞った。
 おばちゃんらは「餅、食べてって」「早いもん勝ちやよ」と通りがかりの人に威勢の良い声を掛けた。観光客らは足を止めて湯気を立てるぜんざいを味わい、「おいしい、温かいね」「今年1年、良いことがあるかもしれない」と笑顔を浮かべた。観光で4日間、輪島に滞在した東京都立川市の江崎純子さん(67)は「朝市の人情に触れて身も心もほんわかした」と笑顔で話した。
 輪島朝市では昨年末、喜三さんが始めた餅つきを周囲の露店や商店のおばちゃんらが手伝う即席の餅つき大会も観光客を喜ばせた。喜三さんらは「みんなでワイワイ朝市を楽しんでもらえると、うれしい。今後も朝市を活性化させたい」と意欲を新たにした。

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