鼎―桜町駅間の切符(左)と飯田駅員手作りの台紙

鼎―桜町駅間の切符(左)と飯田駅員手作りの台紙

長野県 伊那路 鉄道

願いかなえて桜を咲かせて 飯田線切符、受験生に人気

信濃毎日新聞(2020年1月16日)

 飯田市のJR飯田線鼎(かなえ)―桜町駅間の切符が、受験生に人気だ。「願いをかなえて桜を咲かせる」との思いと、駅名を掛けた験担ぎ。かつては鼎駅で、受験生など向けに駅名入り記念切符を売っていたが、2013年4月に同駅が無人化して販売終了。それでも「鼎」の文字が入った切符の人気は根強く、いつからか鼎―桜町の切符が売れるようになったという。18、19日のセンター試験を前に駅員も受験生の健闘を祈る。

 切符は190円で、飯田市の飯田、天竜峡の2駅で販売。好評に応え、16年秋からは「願いかなえてさくら咲け」などと書かれた二つ折りの台紙も添えている。台紙は飯田駅員がデザインし、駅で印刷。同駅には市外から買いに訪れる人もいて、18年度は約700枚が売れた。同駅主任の今村高(たかし)さん(43)は、改札などで通学中の高校生とあいさつを交わすこともあるといい「一人でも多く夢をかなえてほしい」と願う。

 JR東海は切符の人気を受けて26日、鼎、桜町の両駅や市内の神社を歩いて巡り、合格を祈るイベントを初めて開く。

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