完成したポスター

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令和初の歌題「絆」 ふちゅう曲水の宴、今年は4月12日

北日本新聞(2020年1月19日)

 平安時代の歌遊びを再現する富山市婦中地域のイベント「ふちゅう曲水(きょくすい)の宴(えん)」(北日本新聞社共催)の実行委員会(山田政夫委員長)が18日、同市婦中町羽根の古里公民館であった。4月12日に同市婦中町長沢の各願寺と婦中ふるさと自然公園で開き、令和初の歌題は「絆」とする。

 曲水の宴は平安貴族や江戸時代の富山藩主が各願寺で楽しんだとされ、地域住民でつくる実行委が1989年に再現した。曲がりくねった水路沿いに平安貴族の衣装を着た歌人が並び、短冊に短歌をしたためる。

 実行委には35人が出席。新調する法被のデザインやポスター、チラシが披露され、設営・運営面の意見を出し合った。

 ポスターはB2判で150枚、チラシはA4判で800枚用意。みこによる「曲水の舞」の写真で優雅さをPRし、「平安の雅を令和の世に再現」のキャッチフレーズを入れた。

 短歌は18歳以下の「青少年」、19歳以上の「一般」の2部門で募り、イベント当日に会場で表彰する。応募は1人1首。はがきに短歌と郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、部門を明記する。

 会場で行う入山行列で「お姫様」役を演じる19~25歳の女性も募る。封筒に写真を入れ、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を添える。いずれも宛先は〒939-2603、富山市婦中町羽根6、古里公民館「ふちゅう曲水の宴短歌等募集係」。2月28日必着。問い合わせは同館、電話076(469)2496。

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