初日から大勢の来場者でにぎわった北國花展の会場=金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場

初日から大勢の来場者でにぎわった北國花展の会場=金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場

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金沢で北國花展 15流派が織りなす美

北國新聞(2020年1月19日)

 第45回記念北國花展「伝統と現代」(北國新聞社主催、石川県いけ花文化協会協力)は18日、金沢市のめいてつ・エムザ8階催事場で開幕し、伝統と現代が織り成す美に初日から愛好者らの人波ができた。
 1976(昭和51)年に始まった北國花展は、「伝統と現代」を一貫したテーマに掲げ、実力本位で出品者が選抜されてきた。令和初の開催となった今回は、前後期合わせて15流派の202人が出品する。
 石川の華道界をリードする北國芸術賞受賞者の清水千翠さん(池坊)、西保淳甫さん(嵯峨御流)、蓮覚寺光敬さん(草月流)、市村理優さん(古流華之枝会)の大作が風格を漂わせ、華道古流の廣岡理樹家元は第45回記念特別作を寄せた。特別大作5点とともに全期間展示される。
 前期は21日まで。後期は23~26日に開かれ、22日は生け替えのため休みとなる。入場料は700円(中学生以下無料)。

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