「白馬八方黒菱」を味わう観光協会や蔵元の関係者ら

「白馬八方黒菱」を味わう観光協会や蔵元の関係者ら

長野県 白馬・安曇野

白馬の新酒、まろやか 酒米は村内で育てた新品種

信濃毎日新聞(2020年1月19日)

 北安曇郡白馬村の八方尾根観光協会は18日、村内で育てた酒米だけで造った純米吟醸酒「白馬八方黒菱」の新酒解禁を祝う催しを村内のホテルで開いた。地域の特産品を誘客につなげようという取り組みで3年目。今年は薄い濁りを出したのが特徴で、まろやかな味わいに仕上がった。

 使った酒米は、村内で育てた県開発の新品種「山恵錦(さんけいにしき)」。田植えや稲刈りは地域住民や観光客も手伝った。もろみを搾った時、酒の中に残る細かな米のかすなどをそのまま生かした「おりがらみ」と呼ばれる製法で造り、醸造した薄井商店(大町市)の松浦宏行杜氏(とうじ)は「まろやかさに加えて、さわやかな印象が特徴」と話す。

 この日は約50人が、解禁されたばかりの新酒を楽しんだ。同観光協会の丸山和博協会長(69)は「白馬の思い出と一緒に飲んでもらいたい」と期待していた。

 720ミリリットル瓶で税込み1870円。村内の酒店やスーパーで限定販売する。

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