洋菓子作りの実習に臨む生徒たち

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魚津産リンゴでタルト 富山調理製菓専門学校生

北日本新聞(2020年1月20日)

■22、29日販売

 魚津市名産のリンゴを使い、富山調理製菓専門学校(富山市総曲輪4丁目)の生徒が作った洋菓子「タルトタタン」が22、29の両日、同校内の「レストラン アオイケ」で販売される。リンゴの魅力を生かしながら、洗練された洋菓子に仕上げており、魚津の自慢の味を発信する。

 若い世代に魚津のリンゴのファンを増やし、果樹栽培を未来につなげる魚津市の「ウチマゴ×ソトマゴプロジェクト」の一環。果樹加工組合「ヴィータ・ディ・フルッタ」(伊東康彦組合長)が協力し、主力品種「ふじ」を使う。

 タルトタタンはじっくり焼き上げたリンゴをのせたタルトで、製菓技術科2年生が作る。生徒は昨年12月、魚津市でリンゴの収穫も体験した。大井志桜里(しおり)さん(20)は「魚津の甘いリンゴと、キャラメリゼ(焦がした砂糖)のほろ苦さ、シナモンの香りが一体になったデザート。ぜひ味わってみてほしい」と話した。1個300円(税込み)。

 両日はこの他、富山市民プラザ屋上で育てたサツマイモのモンブランなど10種類以上のケーキを販売する。いずれも午前11時半から、数量限定で先着順に販売する。持ち帰りのみ。開始前から列ができることもあり、人気のケーキは30分で売り切れたことがあるという。

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