4号の花火玉に入った新製品「長岡花火玉珈琲」

4号の花火玉に入った新製品「長岡花火玉珈琲」

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花火玉に長岡の魂込め 鈴木コーヒー「三尺玉ブレンド」

新潟日報(2020年1月21日)

 平和や震災復興への思いを込めた長岡花火をアピールしようと、コーヒー卸販売の鈴木コーヒー(新潟市)は、コーヒーの粉末を花火玉の玉皮の中に詰めた「長岡花火玉珈琲」の販売を始めた。土産物としての需要を想定。「戦災や中越地震を乗り越えた長岡の魂を、コーヒーを通して全世界に発信したい」としている。

 同社の長岡支店(新潟県長岡市三和3)が企画開発した。玉皮は4号玉で直径約11センチ。長岡まつり大花火大会で打ち上げている玉皮と同種で、小千谷市の業者から取り寄せた。昨年7月に長岡花火の三つの花火「天地人」「正三尺玉」「フェニックス」にちなんだドリップコーヒーを販売しており、そのうちの「正三尺玉ブレンド」の粉末を中に収めた。

 長岡市が米ハワイ州ホノルル市と姉妹都市を結んでいることにちなみ、ハワイ産のコーヒー豆を使って他産地の豆と混ぜている。スケールの大きい正三尺玉をイメージし、重厚感のある苦みが特徴だ。

 石高正孝支店長は「長岡市民の思いが伝わるコーヒーになった。多くの人に飲んでほしい」と話す。

 100グラム入りで800円(税別)。長岡支店と本社(新潟市中央区竜が島)で販売している。問い合わせは長岡支店、0258(33)2551。

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