諏訪市の特産品を詰め込んだ弁当「諏訪弁『ほいじゃねぇ』」

諏訪市の特産品を詰め込んだ弁当「諏訪弁『ほいじゃねぇ』」

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特産の味、詰めて「諏訪弁」 飲食店など連携、上諏訪駅で販売

信濃毎日新聞(2020年1月25日)

 諏訪市の特産品が詰まった弁当「諏訪弁『ほいじゃねぇ』」が24日、同市のJR上諏訪駅構内にある売店で発売された。市内の飲食店とゲストハウスが連携し、諏訪の食の魅力を観光客に発信しようと企画。諏訪の名物に定着させて観光振興につなげる。

 弁当に入った料理は、ワカサギの唐揚げと川エビの煮付けを使ったおにぎり、コイの甘酢あんかけ、野沢菜漬け入りの揚げギョーザ、カリンの寒天寄せなど約10種類。包装紙には諏訪湖の「御神渡(おみわた)り」の写真を使った。名称は、諏訪の方言で「さようなら。また会いましょう」という意味で、旅人にまた来てもらいたい―との思いを込めた。

 弁当作りは、同市のゲストハウス「シャンブルドット畳」のおかみ菊池千鶴枝さん(66)が提案。宿泊に来た県外の友人が「帰りの電車で諏訪の名物弁当を食べたい」と話したことがきっかけだった。昨年10月から動きだし、同駅近くの料理店「いずみ屋」と飲食チェーン経営テンホウ・フーズ(諏訪市)が協力した。

 「諏訪の名物を通じて旅人と新たな縁を結び、地域活性化につなげたい」と菊池さん。弁当は1080円(税込み)で予約販売もする。問い合わせはいずみ屋(電話0266・52・3267)へ。

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